2015年3月9日
2015年度健康保険料率の改定について
当健保は、平成23年度から事業主や被保険者の皆様の負担増を避けるために保険料率(80.3‰)を一定に堅持してまいりましたが、高齢者の医療費に係る納付金・拠出金の負担が年々増加することに伴い、今後の財政が厳しく、保険料率を上げざるを得ない状況となりました。
平成27年度以降、安定した事業運営を行う為には、保険料率を90.0‰に上げさせていただくことが必要なことから、組合会(※)にご提案し、ご承認いただきました。
平成27年4月支給の給与で徴収される健康保険料から金額が変更となります。
なお、介護保険料率の改定はありません。
(保険料率の単位:‰=千分率、1‰=1/1000=0.1%)
- ※組合会とは、会社と被保険者から選ばれた議員で構成された、健康保険組合の最高の議決機関であり、意思決定機関です。規約、保険料率、事業計画、予算、決算など重要事項を決めます。
被保険者負担率 | 事業主負担率 | 全体 | |
---|---|---|---|
変更前料率 | 32.32/1000 | 47.98/1000 | 80.3/1000 |
変更後料率 | 37.17/1000 | 52.83/1000 | 90.0/1000 |
<参考>保険料率改定(80.3‰→90.0‰)に伴う被保険者の負担増加額
例:年収400万円(標準報酬月額:28万円、年間賞与額:64万円)の場合
2014年度 | 2015年度 | ||
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標準報酬月額 | 280,000円 | 280,000円 | (1) |
標準賞与額(年間) | 640,000円 | 640,000円 | (2) |
被保険者保険料率 | 32.32/1000 | 37.17/1000 | (3) |
2014年度(A) | 2015年度(B) | ||
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月額保険料額 | 9,050円 | 10,408円 | (1)×(3)=(4) |
賞与保険料額(年間) | 20,685円 | 23,789円 | (2)×(3)=(5) |
年間保険料総額 | 129,273円 | 148,673円 | ((4)×12)+(5) |
2014年度との差額(増加額)
(B)-(A) | |
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月額差額 | 1,358円 |
賞与差額(年間) | 3,104円 |
年間総額の差額 | 19,400円 |